他の資格取得も望める(ケアマネージャー)の画像

看護師・准看護師は、「ケアマネージャー試験(正確には介護支援専門員実務研修受講試験)」を受験し、合格し、研修を受けることによって、「ケアマネージャー(介護支援専門員)」になることもできます。

ただし、看護師または准看護師としての実務経験5年以上が必要になります。

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?の画像

ケアマネージャー(介護支援専門員)の画像

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは、「介護保険法(平成9年 法律第123号)」に基づいた公的資格です。

ケアマネージャーは、要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況などに応じた適切な居宅サービスまたは施設サービスを利用できるように、介護サービス計画(ケアプラン)を作成し、居宅サービス事業者等との連絡調整などを行うための資格です。

2000年に導入された介護保険制度によって、介護保険の施設・指定業者には、ケアマネージャー(介護支援専門員)を設置しなければならなくなりました。

そこで介護保険の施設・指定業者は、既存の職員にケアマネージャー(介護支援専門員)資格を取得させたり、新たに「ケアマネージャー(介護支援専門員)」資格を持つ人を雇用したりするようになりました。

就職先の画像

ケアマネージャーの多くが居宅介護支援事業所や介護保険施設で働いています。このほかには、短期入所生活介護事業所や2004年にケアマネージャーの設置が義務付けられたグループホーム、有料老人ホーム、ケアハウスなどで働いています。さらに公的機関として存在している、在宅介護支援センターや市町村の介護保険課、保健所、保健センター、医療福祉センターなどでも幅広く活躍しています。

更新制度の画像

平成18年度からケアマネージャーの資格には、5年ごとの更新が必要になり、更新の際には研修を受講することが義務付けられるようになりました。

更新をしない場合には資格は停止され、ケアマネージャーとしての実務ができなくなります。ただし資格が停止しても、一定期間の間に研修を受講すれば、その段階で資格停止は解除されます。いったん取得した人にとっては煩わしく、現場で働く者にとって負担がかかるものと思われがちですが、更新制度を採ることによって、介護の現場でのケアマネージャーとしての中立性・公平性を図り、スペシャリストとしての質の向上を目指し、よりよい介護サービスの提供できるようにしています。

ケアマネージャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)受験資格の画像

ケアマネージャーは、介護支援専門員実務研修を受講することで、資格が与えられることになります。介護支援専門員実務研修を受講するには、介護支援専門員実務研修受講試験(いわゆるケアマネージャー試験)に合格しなければなりません。しかし、ケアマネージャー試験は、誰にでも受験できるというものではなく、受験資格には、医療・福祉関係における実務経験が必要となります。

看護師・准看護師・助産師・保健師・介護福祉士などをはじめとした国家資格を持っている人の場合は、それぞれの資格保有の仕事に5年間以上従事することによって、受験資格が得られます。合格後、各都道府県で実施される実務研修課程を修了することで、ケアマネージャー(介護支援専門員)となることができます。

ケアマネージャー試験日の画像

例年10月または11月の日曜日
※2010年第13回のケアマネージャー試験日は、2010年10月24日(日)でした。

試験内容の画像

介護支援分野から25問(50分)
保健医療基礎分野から15問(30分)
保健医療総合分野から5問(10分)
福祉分野から15問(30分)
多岐選択式の合計60問(120分)。
一定の資格所有者(法定資格者)は、それぞれの分野において試験の解答が免除されています。
看護師・准看護師・保健師、助産師の場合は、保健医療基礎分野から出題される15問が解答免除となります。
看護師・准看護師・保健師、助産師の場合は、実際に解答するのは、
45問(90分)となります。
介護支援専門員実務研修受講試験に合格して、介護支援専門員実務研修を受講することで、資格が与えられることになります。

ケアマネージャー試験の合格率の画像

パソコンの画像

試験が始まった1998年には4割(44.1%)からの合格者がありました。2009年(平成21年度)第12回ケアマネージャー試験における合格率は、全国平均で20.8%(調査機関の受験者数の把握のし方により23.6%というところもあります)でした。

この数値は、過去2番目に合格率の低い数値といえ、2001年~30%台に突入して以来、今後も合格できる人は、受験者数の大体2~3割ではないかと予想されます。

合格率の低い理由には、受験者は、ケアマネージャー専門の学校に通って勉強するわけではなくて、国家資格保有者が、それぞれの資格の仕事に社会人として従事しながらの受験であることがいえます。既に社会人としてそれぞれの職場で仕事に従事している人ばかりですので、本気で受験する人が少ないということが言えます。ケアマネージャー試験合格の約7割弱は、介護福祉士と看護師で占められているといわれます。

実際に看護師が病院勤務を経て、ケアマネージャーをやっているケースは多く、老人福祉施設のケアマネや、地域のケアマネには、看護師が病院勤務を経てやっている場合が多く見られます。訪問調査に行ったり、出歩くことは多くなりますが、事務関係の仕事が増えて、体力的には看護師の仕事よりも楽だという人も多くいます。

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